Emblem Vaultとは?
日本語による情報の少ないCOVALの公式サイトを日本語訳(意訳含む)と若干の解説を行うことによって情報を抽出する試みです。個人の理解なので、誤訳等あるかと思いますので、よければご指摘ください、今回は、mediumのWhat IS an Emblem Vault?です。
目次
本記事の要点
- Emblem VaultとはNFTである
- 様々なデータが入れられたウォレットをラップすることで1つの資産として流通させることができる
- 受け取ったデータが不正に誰かに略取されていないことがわかるようになっている。
具体的には?
技術的に言えば、Emblem VaultはNFTです。開発者は、そのNFTが、貯金箱のような資産でいっぱいのウォレットを「含んでいる」かのようにすることで、その貯金箱を1つの資産として流通することができるようにします。
仕組みをもっと深く掘り下げてみると、実際にはこんな感じになります。NFTには、1つのシードから生成された一連のブロックチェーンアドレスが含まれています。これらのアドレスはいつでも資産を送ることができますが、誰もそのアドレスから資産を送ることはできません。これは、この状態(unclaimed)では、だれも秘密鍵を持っていないからです。開発者でさえも。ローンチ時には、ネイティブETH、すべてのERC20トークン、ERC721トークンを含むBTCブロックチェーンとETHブロックチェーンの両方をサポートします((昔COVALが動いていたXCPもサポートされています))。新しいブロックチェーンは時間をかけて徐々にリリースしていく予定です。おそらく2~3週間に1つのペースでリリースを行うでしょう
請求権を有するNFTは、他のERC721トークンと同様に取引することができ、これによりVaultの完全なコンテンツを請求する権利を、移転することができます。NFT を所有している人は誰でも、emblem.finance のウェブサイトからVaultの中身を「請求」することができます。
請求プロセスでは、秘密鍵が公開され、ニーモニックフレーズまたはそのブロックチェーンの秘密鍵のいずれかを使用して、任意の一般的なウォレットにコンテンツをインポートすることができます。一度請求されたNFT Vaultは、二度と別のアドレスに転送されることはありません。
Emblem Vaultを受け取ったり、購入したりした場合、そのVaultに関連付けられた秘密鍵に誰もアクセスしたことがないという安心感を得ることができます。
原文リンク
https://emblem-vault.medium.com/what-is-an-emblem-vault-ad3f2c90af18